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先日は『スプリングバンク 18年 2009年 オフィシャルボトル』を高価買取致しました。

 

 

『塩辛さ』が特徴のキャンベルタウンモルト。

 

3基の蒸溜器を使い、タイプの違う3種類のシングルモルトを製造。

 

程良くピートを焚き、2回半蒸溜の『スプリングバンク』、ヘビーピートで2回蒸溜の『ロングロウ』、ノンピートで3回蒸溜の『ヘーゼルバーン』。

 

製麦からボトリングまでのすべての工程を蒸溜所の敷地内で管理する姿勢は、キャンベルタウンモルトの看板を背負う自負と誇りの表れです。

 

 

スプリングバンク蒸留所はフロアモルティングやキルン塔を使った製麦などの伝統的製法を今もなお続けている、世界的に芋稀有な蒸留所になります。

 

 

スプリングバンクのあるキャンベルタウンという土地はスコッチウイスキーの歴史の中でも古く、文献によると最低でも1591年にはウイスキーを造っていたようで、その後密造業者が多く集まり、22ほどの密造業者で栄えていました。

 

1660年代に移植したミッチェル一族の子孫であるアーチボルト・ミッチェルによって1828年にキャンベルタウンで14番目の公認蒸留所として創業しました。

 

現在でもスプリングバンクは同じ一族によって経営されています。1872年にはウイリアム・ミッチェルによってすぐそばにグレンガイル蒸留所が建設されています。

 

 

1900年代には世界の流行にあわせてピートをやめ石炭でモルトの乾燥を行うようになるなど品質の強化をしていましたが、1920年代になるといくつかのキャンベルタウンの蒸留所で生産を間に合わせるための手抜きによる品質の劣化がはじまり、それにあわせてキャンベルタウン全体の評価が落ちる結果となり、1925年にはグレンガイルが売却され停止、1934年にはスプリングバンクとグレンスコシアのみが稼働しているという状況に陥りました。

 

 

その後も減産などの時期もありましたが高品質のウイスキーを製造し続けており、前述の通り、現在スプリングバンクでは「スプリングバンク」「ヘーゼルバーン」「ロングロウ」の3種類の銘柄がリリースされています。