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先日は「DRC LA TACHE(ラターシュ)2005」を高価買取させて頂きました。

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ロマネ・コンティ(Domaine de la Romanee-Conti)

ワインに全く興味が無くとも、その名は知っているというほどの知名度の高さで、知名度はもちろん品質そして価格も世界最高のワインである事は周知の事実。

そしてワインを志す方にとっては、生涯に一度は口にできたらいいなという存在であり、憧れの存在ではないかと思います。

そんなロマネコンティを生み出している生産者こそが、ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ【Domaine de la Romanee-Conti】であり、【DRC】と呼ばれます。

そんなDRCが生み出すワインは、モノポール(単独所有)であるロマネ・コンティやラ・ターシュをはじめとしていくつか存在します。

 

ラ・ターシュ(La Tache)

今回紹介するのはそのモノポールの一つ ラ・ターシュです。

DRCのワインの中で、ロマネ・コンティに次いで高額で取引されます。

ラ・ターシュはピノ・ノワール100%で造られる赤ワインです。畑名は「労役」や「請負」を意味する「a la tache」に由来しています。

ヴィンテージにもよりますが、飲み頃を迎えるまで少なくとも10年程度は必要とされる長期熟成型のワインで、DRCのグラン・クリュワインの中でも抜群の安定感を誇ります。

生産者DRCは、有機栽培の一種であるビオディナミ農法でブドウ栽培を行い、収穫は近隣の他の畑よりも遅く、もちろん手摘みです。厳しい選果、極めて低い収量、醸造においても非常に手間をかけており、ワイン造りに一切の妥協はありません。

ラ・ターシュのワインはエレガントでありながら、非常に力強いスタイル。黒い果実の芳醇で複雑な香り、味わいは濃密な果実味と野生味にあふれ、タンニンも力強く豊富です。

ラ・ターシュはもともと単一の畑ではなく、18世紀のもともとのリュー・ディは1.43ヘクタールしかありませんでした。

その後、ジャック・マリー・デュヴォー・ブロシェがレ・ゴーディショのほとんどの畑を手に入れます。

1933年にレ・ゴーディショの一部を併合したことにより、現在のラ・ターシュの面積に至ったそうです。

畑は、ラ・グランド・リュの南に接し、所有はロマネ・コンティと同様ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ社によるモノポル(単独所有)です。

畑は標高250メートルから300メートルのところに位置し、極めて水はけの良い畑。

谷間の風の影響を受けにくく、比較的温かいクリマから造られるワインは、優美さと力強いを兼ね備え、最高のラ・ターシュはロマネ・コンティさえも凌駕すると言う。

年間生産量は約2万本