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先日は『ドンペリニヨン 1998』を高価買取致しました。

 

 

通称ドンペリ

いわずと知れた高級シャンパン「ドン・ペリニヨン(通称ドンペリ)」。

 

世界的に有名なシャンパンですが、特に日本での知名度は他のシャンパンと比べて群を抜いています。

 

普段シャンパンを飲む機会がなくとも、多くの方が一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?

 

ホストクラブなどの高級クラブで頂上から注がれる、「シャンパンタワー」として使われるのも有名ですよね。

 

 

名前の由来と誕生秘話

この「ドン・ペリニヨン」という名は、シャンパンを発明したとされるベネディクト会の修道士「ドン・ピエール・ペリニヨン」にちなんで名付けられたそうです。

彼が最も熱中したことは、ワインの二次発酵をとめることでした。

 

つまり泡立たせなくすることだったのです。

 

彼は、できるだけ安定した白ワインを造るというビジョンを持っていたため、ワインが二次発酵しないための試行錯誤が始ました。

 

 

なぜ白ワインだったのかというと、冷涼なシャンパーニュ地方では秋は寒く、発酵が停止してしまい春になると再発酵することがしばしば起こっていたのだそうです。

 

そのため再発酵しやすい白ブドウの栽培ではなく、ピノ・ノワールなどの黒ブドウを栽培することにしました。

 

しかし、赤ワインではブルゴーニュ地方にはかなわないことはわかっていました。

 

そのため、彼は黒ブドウから白ワインを造るために、素早く果汁を搾り、色の付いている果皮と接触する時間を少なくできる圧搾機を考案します。

 

また、樽に比べて空気に触れることが少ないガラス瓶を使用しました。

 

フランス一の有名な”白ワイン”に。

ドン・ペリニヨンの功績により、彼が造るシャンパーニュはフランス一の有名な白ワインになりました。

 

しかし、まだ10分の1位の確立で発泡性のワインが出来てしまっていたそうです。

 

 

ですが、皮肉なことに、この「発泡性」の白ワインが貴族たちの間で大流行するのです。

 

 

その背景として、当時の高級な白ワインは生産性がなく収穫量が少なかったため、発泡性となると超貴重な品となったと言われています。

 

貴重品を好むセレブの間で流行したため、この発泡性のある白ワインは、瞬く間に広がっていっていきました。

 

 

諸説ありますが、これが現在のシャンパンの起源だといわれています。

 

なので、正確にはドン・ペリニヨンがシャンパンを開発した訳ではないのですが、彼の功績が現在のシャンパーニュの元となったと言っても過言ではありません。

 

その功績を称えて、モエ・エ・シャンドン社の最高級品を「ドン・ペリニヨン」と名づけたのです。