【ダラ・ヴァレ・ヴィンヤーズ”Maya”】
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先日は『ダラ・ヴァレ・ヴィンヤーズ”Maya”』を高価買取致しました。

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年間生産わずか500ケース。非の打ち所がない深みとバランスを備えた、ナパにおいて妖艶と言われるカるトワイン。

マヤを手掛けるのは、ナパ・ヴァレーに本拠地を置くワイナリー、ダラ・ヴァレ。

ダラ・ヴァレは、1982年にダイビングの器材メーカー「スキューバプロ」を設立したイタリア人実業家グスタフ・ダラ・ヴァレ氏が、有名かルトワインの一つ、スクリーミング・イーグルを造る不動産業者ジーン・フィリップス氏より、オークヴィル東部の畑を購入したことから始まりました。

ヴァレ氏は元々イタリアで175年以上もワイン事業に関わる由緒ある家系の出身で、アメリカ移住後に彼がワイナリーを始めることはもはや必然的でした。

1995年にヴァレ氏が他界してからは、妻である日本出身のナオコ氏がワイナリーを運営していましたが、2017年にヴァレ夫妻の娘であり、ワインの名前の由来でもあるマヤ氏がディレクターに就任。

現在は母娘でワイナリーを運営しています。

また2021年には、イタリアにおけるスーパータスカンの筆頭として不動の地位を誇る「オルネライア」とのジョイントベンチャー、「DVO」プロジェクトを発表。

ナパを代表する世界的なワイナリーとして今後の動向への注目が更に高まっています。

ダラ・ヴァレの畑が位置するのは、オークヴィル東部の標高122mの斜面。

斜面にある畑は栽培のコストがヴァレー・フロア(谷床部)の2倍以上かかってしまうため、当時斜面にブドウ樹を植える生産者は殆どいませんでした。

そのような中、ヴァレ氏は故郷トスカーナのカンティーナを思わせる光景からインスピレーションを受け、いち早く土地のポテンシャルを発見。

斜面でのブドウ栽培において、言わばナパ・ヴァレーにおける先駆者的存在として知られています。

この度お買取りとさせていただいたヴィンテージは2018。

各賞も高得点を叩きだしている実力派。

≪Awards≫
Wine Advocate: 100
Wine Spectator: 97
James Suckling: 98
Vinous: 98