レミーマルタン ルイ13世 ベリーオールド 高価買取致しました! カテゴリお酒 ブランドレミーマルタン お問い合わせください! レミーマルタン ルイ13世 ベリーオールド|時を超えて受け継がれる最高峰コニャックの歴史と魅力 フランス・コニャック地方を代表する名門メゾンのひとつ、レミーマルタン(RÉMY MARTIN)。その長い歴史の頂点に位置する存在として知られているのが「ルイ13世(LOUIS XIII)」です。 なかでも、現在流通するルイ13世とは異なるクラシカルな姿を持つ「レミーマルタン ルイ13世 ベリーオールド(VERY OLD)」は、長い年月を経たオールドボトルとして、コニャック愛好家やアンティークボトルの世界でも特別な存在感を放っています。 王冠を思わせる豪華なデキャンタ、繊細に並ぶフルール・ド・リス(百合の紋章)、年代によって異なるラベルやケース。そして、その中に収められたグランド・シャンパーニュ由来の貴重なオー・ド・ヴィー。 今回は「レミーマルタン ルイ13世 ベリーオールド」について、レミーマルタンの歴史、コニャック地方とテロワール、ルイ13世誕生の物語、年代によるボトルデザインの違い、バカラクリスタル、定番ラインナップ、さらに古いルイ13世を確認するときのポイントまで詳しくご紹介します。 福岡・博多でレミーマルタンやルイ13世をお探しの方へ お酒買取専門店DEゴザル 博多駅前店では、コニャック・ブランデーをはじめ、ウイスキー、ワイン、シャンパン、日本酒、焼酎など幅広いお酒を取り扱っています。古いルイ13世は年代や付属品によって仕様が異なるため、ボトルだけでなくケースや替栓、冊子なども一緒に確認することが重要です。 目次 レミーマルタン300年の歴史 コニャックとフィーヌ・シャンパーニュ レミーマルタンの製造哲学 レミーマルタンを代表する銘柄 ルイ13世誕生の物語 ルイ13世 ベリーオールドとは バカラと伝説的デキャンタ 年代によって異なる仕様 古いルイ13世で確認したいポイント まとめ 1.レミーマルタン300年の歴史 レミーマルタンの歴史は1724年に始まります。 フランス南西部のコニャック地方でブドウ栽培を営んでいたレミー・マルタンが、自らの名を冠したコニャックを販売し始めたことがメゾンの原点です。 創業からわずか14年後となる1738年、レミー・マルタンはフランス国王ルイ15世から、新たにブドウを植えるという当時としては非常に珍しい権利を認められました。これはメゾンのコニャックに対する評価を物語る象徴的な出来事として、現在までレミーマルタンの歴史の中で語り継がれています。 19世紀に入るとメゾンはさらに発展します。1830年前後にはグランド・シャンパーニュのオー・ド・ヴィーを生かしたコニャックづくりを進め、海外市場にも積極的に進出。1870年には現在でもおなじみの「ケンタウロス(半人半馬)」がメゾンの象徴として採用されました。 このケンタウロスは単なるロゴではありません。時をかけて熟成するコニャック、自然を理解するブドウ栽培、そして人間の技術。そのすべてを象徴する存在としてレミーマルタンのボトルに刻まれ続けています。 1927年には現在まで世界的に知られる「レミーマルタン VSOP」が誕生。1948年にはメゾンとして、コニャック地方の中でも特に評価の高いグランド・シャンパーニュとプティット・シャンパーニュのオー・ド・ヴィーに集中する方針を明確にしました。 そして2024年、レミーマルタンは創業300周年を迎えました。3世紀という長い歴史を経てもなお、レミーマルタンの核にあるのは「テロワール・時間・ブレンディング」というコニャックづくりの基本です。 2.コニャックと「フィーヌ・シャンパーニュ」 レミーマルタンを理解するうえで欠かせない言葉が「Cognac Fine Champagne(コニャック・フィーヌ・シャンパーニュ)」です。 ここでいう「シャンパーニュ」は、発泡性ワインのシャンパン地方を意味するものではありません。コニャック地方には複数の栽培地区が存在し、その中心に位置する代表的な2地区がグランド・シャンパーニュとプティット・シャンパーニュです。 フィーヌ・シャンパーニュを名乗るためには、この2地区で造られたオー・ド・ヴィーを使用し、さらにグランド・シャンパーニュを50%以上含む必要があります。 項目 特徴 グランド・シャンパーニュ コニャック地方中心部に位置する代表的なクリュ。繊細さと熟成能力に優れたオー・ド・ヴィーで知られています。 プティット・シャンパーニュ グランド・シャンパーニュを取り囲む主要産地。豊かな香味と調和をもたらします。 フィーヌ・シャンパーニュ 上記2地区のオー・ド・ヴィーによるブレンド。グランド・シャンパーニュを50%以上使用します。 レミーマルタンはこのフィーヌ・シャンパーニュをブランドの大きな個性としてきました。そして、そのさらに上に位置するルイ13世では、グランド・シャンパーニュ由来のオー・ド・ヴィーが主役となります。 3.レミーマルタンを形作る蒸留と長期熟成 コニャックはワインを蒸留して造られるブランデーです。 収穫されたブドウは圧搾・発酵され、糖分をほとんど残さない酸味の強い白ワインへと変化します。このワインを銅製のポットスチルで蒸留し、透明な原酒である「オー・ド・ヴィー」を生み出します。 レミーマルタンでは、ワインの澱を残した状態で蒸留する伝統的な方法も重要な特徴とされています。そこから生み出された原酒は樽の中で長い時間を過ごし、木材、空気、温度、湿度などの影響を受けながら少しずつ熟成していきます。 しかし、長く熟成すれば自動的に優れたコニャックになるわけではありません。 数多く存在するオー・ド・ヴィーの個性を理解し、どの原酒を未来のどのコニャックへ残すのかを判断するメートル・ド・シェ(セラーマスター)の存在が極めて重要です。 特にルイ13世の場合、その判断は一人のセラーマスターの職業人生だけでは完結しません。自分が選んだオー・ド・ヴィーが、何十年も後の世代によって使用される可能性があるためです。 つまりルイ13世とは、現在の職人だけで完成させる酒ではなく、過去の職人から未来の職人へと受け渡される「時間そのものをブレンドしたコニャック」とも表現できるのです。 4.レミーマルタンを代表する定番銘柄 ルイ13世ばかりが注目されがちなレミーマルタンですが、メゾンには世界的に知られた数多くのコニャックがあります。 銘柄 概要 レミーマルタン VSOP 1927年に登場したメゾンを象徴する銘柄のひとつ。フルーティーさ、バニラや熟成香が調和したスタイルです。 1738 アコード・ロワイヤル 1738年にルイ15世から与えられた特別な栽培許可に由来する名称を持つコニャックです。 レミーマルタン XO 1981年に誕生。熟成した果実、スパイス、花、ナッツなど複雑な香味を楽しめる上級ラインです。 ルイ13世 レミーマルタンの最高峰に位置する象徴的存在。コニャックそのものだけでなく、デキャンタや歴史を含めた世界観を形成しています。 また、周年記念品や市場限定仕様、特別デザインのボトルなども登場しており、レミーマルタンは伝統的なコニャックでありながら、時代ごとの表現を取り入れてきたメゾンでもあります。 5.1874年――「ルイ13世」誕生 ルイ13世の原型が世に送り出されたのは1874年とされています。 その背景には、レミーマルタン家に伝わる非常に印象的な物語があります。 19世紀、ジャルナック周辺の古戦場から16世紀頃のものとされる特徴的な金属製フラスクが発見されました。その独創的な形状に魅了されたポール=エミール・レミー・マルタンが、そのデザインをコニャックの容器へと取り入れたことが、現在まで続くルイ13世のデキャンタの原点とされています。 左右に広がる無数の突起、丸みを帯びたシルエット、そしてフランス王室を想起させるフルール・ド・リス。 一般的な酒瓶とはまったく異なるこの姿は、やがて「ボトルを見ただけでルイ13世だと分かる」ほどのアイコンへと成長します。 初期には「Age Inconnu(年齢不詳)」などの名称も用いられました。その背景には、単純に熟成年数だけで価値を説明することができないほど、長期間熟成した複数のオー・ド・ヴィーによって構成されていたことがあります。 6.レミーマルタン ルイ13世「VERY OLD」とは? 今回の主役である「レミーマルタン ルイ13世 ベリーオールド」は、現在販売されているルイ13世とは異なる時代のオールドボトルで見られる代表的な表記のひとつです。 ラベルには「LOUIS XIII VERY OLD」、あるいはフランス語で「TRÈS VIEILLE」と記されたものなどが確認されています。 特に1960年代から1970年代頃の個体には、この「Very Old」の文字が入ったクラシカルなラベル、特徴的なクリスタルデキャンタ、赤色系のケースなど、現在のルイ13世とは異なる意匠を見ることができます。 重要なポイント 「ルイ13世 ベリーオールド」という名称だけで製造年代を断定することはできません。同じベリーオールド表記でも、ラベル、ボトル底面、クリスタルメーカー、キャップ、容量表示、ケース、冊子などに違いがあります。 古酒の世界ではこうした細かな仕様変更そのものが歴史です。 同じ「レミーマルタン ルイ13世」に見えても、ボトルが造られた時代によって外観は大きく異なります。このためベリーオールドを見た際には、正面ラベルだけで判断せず、ボトル全体を確認することが大切です。 7.もうひとつの主役――バカラクリスタルのデキャンタ ルイ13世を語る際、コニャックと同じくらい重要なのがクリスタルデキャンタです。 歴代のルイ13世には世界的なクリスタルメーカーであるバカラ(Baccarat)製のデキャンタが多く使用されてきました。一方、年代や流通地域によってはサンルイ(Saint-Louis)製などが確認されるケースもあり、古いルイ13世では「ルイ13世=すべて同じバカラ仕様」と単純化できないところが興味深いポイントです。 デキャンタには立体的なフルール・ド・リスが並び、その中央には重厚なクリスタルストッパーが収まります。 光を受けた際の反射、厚みのあるクリスタル、複雑な造形は、単なるお酒の容器という領域を超えています。 そのためルイ13世は、中身を飲み終えた後であっても空のデキャンタが残されるケースが多く、アンティーククリスタルやブランドコレクションという別の側面から見ても非常に個性的な存在です。 8.ルイ13世 ベリーオールドは「年代」が面白い 長期間にわたって生産されてきたルイ13世には、多数の仕様変更があります。 古い個体を比較してみると、ラベルに「VERY OLD」と記されたもの、「TRÈS VIEILLE」と記されたもの、ブランドロゴの形が異なるもの、底面にバカラの刻印があるもの、サンルイ製クリスタルが使われたものなど、細かな違いが見つかります。 確認箇所 見どころ 正面ラベル VERY OLD、TRÈS VIEILLEなどの表記や字体 ボトル底面 Baccarat、Saint-Louisなどの刻印やその他の表示 ケンタウロス 年代によるブランドエンブレムのデザイン差 ケース 赤色の八角形ケース、旧型ケースなど年代ごとの仕様 替栓 クリスタルストッパーの有無や状態 冊子・カード バンケットカード、ジャルナックにまつわるカードなど 特に1960年代から1970年代頃には、赤い八角形のケースに収められたルイ13世など、現在とはまったく異なるクラシカルなパッケージが存在します。 そして古酒では、長い年月の中で「ボトルとケースが別年代のものに入れ替わっている」という可能性も考慮しなければなりません。 数十年という時間が経過した商品だからこそ、ボトル、替栓、ケース、冊子、シリアルや刻印などを総合的に見ることが重要なのです。 9.ルイ13世を支える「1,200種類」という途方もない世界 ルイ13世を紹介する際によく語られる数字のひとつが、最大約1,200種類ものオー・ド・ヴィーです。 歴代のルイ13世は、グランド・シャンパーニュで造られ、長い年月を経た多数のオー・ド・ヴィーをブレンドすることで複雑な香味を組み上げてきました。 ここで重要なのは、「1,200種類を混ぜること」そのものではありません。 果実、花、スパイス、樹脂、蜂蜜、ドライフルーツ、ナッツ、木香など、それぞれ異なる個性を持つ原酒を選び抜き、ひとつの完成された香味へ導くことに価値があります。 しかも、その原酒の中には現在のセラーマスターが生まれる以前から熟成されてきたものが存在します。 自分より前の世代が残した原酒を受け継ぎ、自分自身も未来の世代が使う原酒を選ぶ。 これこそが、ルイ13世が単なる「熟成年数の長いブランデー」とは異なる最大の理由でしょう。 10.ルイ13世の香りと味わいをどう楽しむ? 長期熟成されたコニャックは、単純な甘さや強い樽香だけで評価されるものではありません。 ルイ13世では、熟した果実、ドライフルーツ、花、蜂蜜、スパイス、ウッディなニュアンスなど、多層的な香りが重なり合う世界が魅力とされています。 楽しむ際には大きなグラスへ一気に注ぐのではなく、少量をグラスへ注ぎ、温度の変化とともに香りが開いていく過程をじっくり感じるのもひとつの方法です。 ストレートで少量ずつ口に含むことで、最初の香りから余韻までの変化を追いやすくなります。 ただし、今回取り上げているベリーオールドのような数十年前の古酒では、現行品と同じコンディションとは限りません。 保管状況や液面、コルク・栓の状態などによってコンディションは一本ごとに異なるため、開栓する場合には古酒であることを理解したうえで慎重に扱う必要があります。 11.古いルイ13世で確認しておきたいポイント ご自宅やご実家の整理などで古いレミーマルタン ルイ13世が見つかった場合、「箱が汚れているから捨てよう」「冊子は必要なさそう」と判断するのはおすすめできません。 古いルイ13世では、現在では見られないパッケージそのものが年代を判断する手掛かりになる場合があります。 🔸 ボトルの液面はどの位置まであるか 🔸 液漏れやキャップ周辺の汚れがないか 🔸 ラベルのVERY OLD・TRÈS VIEILLEなどの表記 🔸 ボトル底面にどのような刻印があるか 🔸 クリスタル製替栓が残っているか 🔸 赤いケース・化粧箱などが残っているか 🔸 冊子・カードなどの付属品が残っているか 🔸 デキャンタに欠け・ヒビがないか また、埃や汚れがある場合でも、強く磨いたりラベルを濡らしたりする必要はありません。紙製ラベルや古いケースは経年劣化している場合があるため、基本的にはそのままの状態で保管しておくほうが安心です。 ルイ13世は「ボトルだけ」を見るお酒ではありません。 年代、ラベル、デキャンタ、液面、替栓、ケース、冊子など、その一本が現在までどのような状態で残されてきたのかを総合的に確認することが重要です。付属品がある場合は捨てず、ボトルと一緒に保管しておきましょう。 12.「ルイ13世 ベリーオールド」が今も人を惹きつける理由 ルイ13世 ベリーオールドの魅力は、「古いから」という一言だけでは説明できません。 そこにはレミーマルタンというメゾンの歴史、グランド・シャンパーニュのテロワール、数世代にわたるセラーマスターの仕事、クリスタルメーカーの技術、そして数十年を経たオールドボトルだけが持つ時間が重なっています。 現行のルイ13世が完成されたラグジュアリーコニャックとしての美しさを持つ一方、ベリーオールドには、その時代にしか存在しなかったラベルやケース、ロゴ、クリスタルデザインがあります。 ボトルの細部を観察することは、レミーマルタンが歩んできた歴史そのものを読み解くことでもあります。 さらに興味深いのは、同じように見える2本でも細かな仕様が異なることです。 「これは何年代なのか」「バカラなのかサンルイなのか」「このケースは本来このボトルに付属していたものなのか」。 こうした疑問をひとつずつ調べていくことも、ヴィンテージコニャックならではの醍醐味といえるでしょう。 13.福岡・博多でレミーマルタン ルイ13世を確認するなら お酒買取専門店DEゴザル 博多駅前店では、レミーマルタンをはじめ、ヘネシー、カミュ、マーテル、クルボアジェなどのコニャック・ブランデーを取り扱っています。 特にルイ13世 ベリーオールドのようなオールドボトルの場合、銘柄名だけではなく年代や仕様を確認することがポイントです。 「昔、海外で購入したルイ13世がある」「実家から赤いケースに入ったレミーマルタンが出てきた」「VERY OLDと書かれているが何年代かわからない」「バカラ製かどうか確認したい」といった場合には、ボトル正面だけではなく、底面・キャップ・ケース・替栓・付属冊子なども一緒に確認してみてください。 LINE査定を利用する場合も、正面写真だけでなく、①ボトル全体、②正面ラベル、③キャップ周辺、④ボトル底面、⑤液面、⑥ケース、⑦替栓・冊子などの付属品を撮影すると、商品の仕様を確認しやすくなります。 14.まとめ|レミーマルタン ルイ13世 ベリーオールドは「時代を保存したコニャック」 1724年に始まったレミーマルタンの歴史。その中でもルイ13世は、メゾンが長い年月をかけて培ってきた技術と哲学を象徴するコニャックです。 1874年に登場したルイ13世は、グランド・シャンパーニュの長期熟成オー・ド・ヴィーと、独創的なデキャンタを組み合わせ、他に類を見ない世界観を築き上げました。 そして「ルイ13世 ベリーオールド」と呼ばれる古い世代のボトルには、現行品にはないクラシカルなラベル、バカラやサンルイなどのクリスタルデキャンタ、赤い八角形ケースをはじめとする年代特有のディテールが残されています。 古いルイ13世を目の前にしたとき、その価値は中に残されたコニャックだけにあるのではありません。 デキャンタ、ラベル、ケース、替栓、冊子、そして何十年という時間――そのすべてが一本の物語を構成しています。 レミーマルタン ルイ13世・ブランデーのご相談は お酒買取専門店DEゴザル 博多駅前店へ 📊 最新のお酒買取価格表はコチラ 💬 写真を送ってかんたんLINE査定 ☎ お電話でのお問い合わせ 0120-907-486 お酒買取専門店DEゴザル 博多駅前店 レミーマルタン・ルイ13世をはじめとするコニャック、ブランデー、ウイスキー、ワイン、シャンパン、日本酒、焼酎など、お酒に関するご相談を承っております。 ※古酒は製造年代・仕様・保存状態・付属品などが一本ごとに異なります。本記事はレミーマルタンおよびルイ13世の歴史や特徴をご紹介することを目的としています。
レミーマルタン ルイ13世 ベリーオールド|時を超えて受け継がれる最高峰コニャックの歴史と魅力
フランス・コニャック地方を代表する名門メゾンのひとつ、レミーマルタン(RÉMY MARTIN)。その長い歴史の頂点に位置する存在として知られているのが「ルイ13世(LOUIS XIII)」です。
なかでも、現在流通するルイ13世とは異なるクラシカルな姿を持つ「レミーマルタン ルイ13世 ベリーオールド(VERY OLD)」は、長い年月を経たオールドボトルとして、コニャック愛好家やアンティークボトルの世界でも特別な存在感を放っています。
王冠を思わせる豪華なデキャンタ、繊細に並ぶフルール・ド・リス(百合の紋章)、年代によって異なるラベルやケース。そして、その中に収められたグランド・シャンパーニュ由来の貴重なオー・ド・ヴィー。
今回は「レミーマルタン ルイ13世 ベリーオールド」について、レミーマルタンの歴史、コニャック地方とテロワール、ルイ13世誕生の物語、年代によるボトルデザインの違い、バカラクリスタル、定番ラインナップ、さらに古いルイ13世を確認するときのポイントまで詳しくご紹介します。
お酒買取専門店DEゴザル 博多駅前店では、コニャック・ブランデーをはじめ、ウイスキー、ワイン、シャンパン、日本酒、焼酎など幅広いお酒を取り扱っています。古いルイ13世は年代や付属品によって仕様が異なるため、ボトルだけでなくケースや替栓、冊子なども一緒に確認することが重要です。
目次
1.レミーマルタン300年の歴史
レミーマルタンの歴史は1724年に始まります。
フランス南西部のコニャック地方でブドウ栽培を営んでいたレミー・マルタンが、自らの名を冠したコニャックを販売し始めたことがメゾンの原点です。
創業からわずか14年後となる1738年、レミー・マルタンはフランス国王ルイ15世から、新たにブドウを植えるという当時としては非常に珍しい権利を認められました。これはメゾンのコニャックに対する評価を物語る象徴的な出来事として、現在までレミーマルタンの歴史の中で語り継がれています。
19世紀に入るとメゾンはさらに発展します。1830年前後にはグランド・シャンパーニュのオー・ド・ヴィーを生かしたコニャックづくりを進め、海外市場にも積極的に進出。1870年には現在でもおなじみの「ケンタウロス(半人半馬)」がメゾンの象徴として採用されました。
このケンタウロスは単なるロゴではありません。時をかけて熟成するコニャック、自然を理解するブドウ栽培、そして人間の技術。そのすべてを象徴する存在としてレミーマルタンのボトルに刻まれ続けています。
1927年には現在まで世界的に知られる「レミーマルタン VSOP」が誕生。1948年にはメゾンとして、コニャック地方の中でも特に評価の高いグランド・シャンパーニュとプティット・シャンパーニュのオー・ド・ヴィーに集中する方針を明確にしました。
そして2024年、レミーマルタンは創業300周年を迎えました。3世紀という長い歴史を経てもなお、レミーマルタンの核にあるのは「テロワール・時間・ブレンディング」というコニャックづくりの基本です。
2.コニャックと「フィーヌ・シャンパーニュ」
レミーマルタンを理解するうえで欠かせない言葉が「Cognac Fine Champagne(コニャック・フィーヌ・シャンパーニュ)」です。
ここでいう「シャンパーニュ」は、発泡性ワインのシャンパン地方を意味するものではありません。コニャック地方には複数の栽培地区が存在し、その中心に位置する代表的な2地区がグランド・シャンパーニュとプティット・シャンパーニュです。
フィーヌ・シャンパーニュを名乗るためには、この2地区で造られたオー・ド・ヴィーを使用し、さらにグランド・シャンパーニュを50%以上含む必要があります。
レミーマルタンはこのフィーヌ・シャンパーニュをブランドの大きな個性としてきました。そして、そのさらに上に位置するルイ13世では、グランド・シャンパーニュ由来のオー・ド・ヴィーが主役となります。
3.レミーマルタンを形作る蒸留と長期熟成
コニャックはワインを蒸留して造られるブランデーです。
収穫されたブドウは圧搾・発酵され、糖分をほとんど残さない酸味の強い白ワインへと変化します。このワインを銅製のポットスチルで蒸留し、透明な原酒である「オー・ド・ヴィー」を生み出します。
レミーマルタンでは、ワインの澱を残した状態で蒸留する伝統的な方法も重要な特徴とされています。そこから生み出された原酒は樽の中で長い時間を過ごし、木材、空気、温度、湿度などの影響を受けながら少しずつ熟成していきます。
しかし、長く熟成すれば自動的に優れたコニャックになるわけではありません。
数多く存在するオー・ド・ヴィーの個性を理解し、どの原酒を未来のどのコニャックへ残すのかを判断するメートル・ド・シェ(セラーマスター)の存在が極めて重要です。
特にルイ13世の場合、その判断は一人のセラーマスターの職業人生だけでは完結しません。自分が選んだオー・ド・ヴィーが、何十年も後の世代によって使用される可能性があるためです。
つまりルイ13世とは、現在の職人だけで完成させる酒ではなく、過去の職人から未来の職人へと受け渡される「時間そのものをブレンドしたコニャック」とも表現できるのです。
4.レミーマルタンを代表する定番銘柄
ルイ13世ばかりが注目されがちなレミーマルタンですが、メゾンには世界的に知られた数多くのコニャックがあります。
また、周年記念品や市場限定仕様、特別デザインのボトルなども登場しており、レミーマルタンは伝統的なコニャックでありながら、時代ごとの表現を取り入れてきたメゾンでもあります。
5.1874年――「ルイ13世」誕生
ルイ13世の原型が世に送り出されたのは1874年とされています。
その背景には、レミーマルタン家に伝わる非常に印象的な物語があります。
19世紀、ジャルナック周辺の古戦場から16世紀頃のものとされる特徴的な金属製フラスクが発見されました。その独創的な形状に魅了されたポール=エミール・レミー・マルタンが、そのデザインをコニャックの容器へと取り入れたことが、現在まで続くルイ13世のデキャンタの原点とされています。
左右に広がる無数の突起、丸みを帯びたシルエット、そしてフランス王室を想起させるフルール・ド・リス。
一般的な酒瓶とはまったく異なるこの姿は、やがて「ボトルを見ただけでルイ13世だと分かる」ほどのアイコンへと成長します。
初期には「Age Inconnu(年齢不詳)」などの名称も用いられました。その背景には、単純に熟成年数だけで価値を説明することができないほど、長期間熟成した複数のオー・ド・ヴィーによって構成されていたことがあります。
6.レミーマルタン ルイ13世「VERY OLD」とは?
今回の主役である「レミーマルタン ルイ13世 ベリーオールド」は、現在販売されているルイ13世とは異なる時代のオールドボトルで見られる代表的な表記のひとつです。
ラベルには「LOUIS XIII VERY OLD」、あるいはフランス語で「TRÈS VIEILLE」と記されたものなどが確認されています。
特に1960年代から1970年代頃の個体には、この「Very Old」の文字が入ったクラシカルなラベル、特徴的なクリスタルデキャンタ、赤色系のケースなど、現在のルイ13世とは異なる意匠を見ることができます。
「ルイ13世 ベリーオールド」という名称だけで製造年代を断定することはできません。同じベリーオールド表記でも、ラベル、ボトル底面、クリスタルメーカー、キャップ、容量表示、ケース、冊子などに違いがあります。
古酒の世界ではこうした細かな仕様変更そのものが歴史です。
同じ「レミーマルタン ルイ13世」に見えても、ボトルが造られた時代によって外観は大きく異なります。このためベリーオールドを見た際には、正面ラベルだけで判断せず、ボトル全体を確認することが大切です。
7.もうひとつの主役――バカラクリスタルのデキャンタ
ルイ13世を語る際、コニャックと同じくらい重要なのがクリスタルデキャンタです。
歴代のルイ13世には世界的なクリスタルメーカーであるバカラ(Baccarat)製のデキャンタが多く使用されてきました。一方、年代や流通地域によってはサンルイ(Saint-Louis)製などが確認されるケースもあり、古いルイ13世では「ルイ13世=すべて同じバカラ仕様」と単純化できないところが興味深いポイントです。
デキャンタには立体的なフルール・ド・リスが並び、その中央には重厚なクリスタルストッパーが収まります。
光を受けた際の反射、厚みのあるクリスタル、複雑な造形は、単なるお酒の容器という領域を超えています。
そのためルイ13世は、中身を飲み終えた後であっても空のデキャンタが残されるケースが多く、アンティーククリスタルやブランドコレクションという別の側面から見ても非常に個性的な存在です。
8.ルイ13世 ベリーオールドは「年代」が面白い
長期間にわたって生産されてきたルイ13世には、多数の仕様変更があります。
古い個体を比較してみると、ラベルに「VERY OLD」と記されたもの、「TRÈS VIEILLE」と記されたもの、ブランドロゴの形が異なるもの、底面にバカラの刻印があるもの、サンルイ製クリスタルが使われたものなど、細かな違いが見つかります。
特に1960年代から1970年代頃には、赤い八角形のケースに収められたルイ13世など、現在とはまったく異なるクラシカルなパッケージが存在します。
そして古酒では、長い年月の中で「ボトルとケースが別年代のものに入れ替わっている」という可能性も考慮しなければなりません。
数十年という時間が経過した商品だからこそ、ボトル、替栓、ケース、冊子、シリアルや刻印などを総合的に見ることが重要なのです。
9.ルイ13世を支える「1,200種類」という途方もない世界
ルイ13世を紹介する際によく語られる数字のひとつが、最大約1,200種類ものオー・ド・ヴィーです。
歴代のルイ13世は、グランド・シャンパーニュで造られ、長い年月を経た多数のオー・ド・ヴィーをブレンドすることで複雑な香味を組み上げてきました。
ここで重要なのは、「1,200種類を混ぜること」そのものではありません。
果実、花、スパイス、樹脂、蜂蜜、ドライフルーツ、ナッツ、木香など、それぞれ異なる個性を持つ原酒を選び抜き、ひとつの完成された香味へ導くことに価値があります。
しかも、その原酒の中には現在のセラーマスターが生まれる以前から熟成されてきたものが存在します。
自分より前の世代が残した原酒を受け継ぎ、自分自身も未来の世代が使う原酒を選ぶ。
これこそが、ルイ13世が単なる「熟成年数の長いブランデー」とは異なる最大の理由でしょう。
10.ルイ13世の香りと味わいをどう楽しむ?
長期熟成されたコニャックは、単純な甘さや強い樽香だけで評価されるものではありません。
ルイ13世では、熟した果実、ドライフルーツ、花、蜂蜜、スパイス、ウッディなニュアンスなど、多層的な香りが重なり合う世界が魅力とされています。
楽しむ際には大きなグラスへ一気に注ぐのではなく、少量をグラスへ注ぎ、温度の変化とともに香りが開いていく過程をじっくり感じるのもひとつの方法です。
ストレートで少量ずつ口に含むことで、最初の香りから余韻までの変化を追いやすくなります。
ただし、今回取り上げているベリーオールドのような数十年前の古酒では、現行品と同じコンディションとは限りません。
保管状況や液面、コルク・栓の状態などによってコンディションは一本ごとに異なるため、開栓する場合には古酒であることを理解したうえで慎重に扱う必要があります。
11.古いルイ13世で確認しておきたいポイント
ご自宅やご実家の整理などで古いレミーマルタン ルイ13世が見つかった場合、「箱が汚れているから捨てよう」「冊子は必要なさそう」と判断するのはおすすめできません。
古いルイ13世では、現在では見られないパッケージそのものが年代を判断する手掛かりになる場合があります。
また、埃や汚れがある場合でも、強く磨いたりラベルを濡らしたりする必要はありません。紙製ラベルや古いケースは経年劣化している場合があるため、基本的にはそのままの状態で保管しておくほうが安心です。
年代、ラベル、デキャンタ、液面、替栓、ケース、冊子など、その一本が現在までどのような状態で残されてきたのかを総合的に確認することが重要です。付属品がある場合は捨てず、ボトルと一緒に保管しておきましょう。
12.「ルイ13世 ベリーオールド」が今も人を惹きつける理由
ルイ13世 ベリーオールドの魅力は、「古いから」という一言だけでは説明できません。
そこにはレミーマルタンというメゾンの歴史、グランド・シャンパーニュのテロワール、数世代にわたるセラーマスターの仕事、クリスタルメーカーの技術、そして数十年を経たオールドボトルだけが持つ時間が重なっています。
現行のルイ13世が完成されたラグジュアリーコニャックとしての美しさを持つ一方、ベリーオールドには、その時代にしか存在しなかったラベルやケース、ロゴ、クリスタルデザインがあります。
ボトルの細部を観察することは、レミーマルタンが歩んできた歴史そのものを読み解くことでもあります。
さらに興味深いのは、同じように見える2本でも細かな仕様が異なることです。
「これは何年代なのか」「バカラなのかサンルイなのか」「このケースは本来このボトルに付属していたものなのか」。
こうした疑問をひとつずつ調べていくことも、ヴィンテージコニャックならではの醍醐味といえるでしょう。
13.福岡・博多でレミーマルタン ルイ13世を確認するなら
お酒買取専門店DEゴザル 博多駅前店では、レミーマルタンをはじめ、ヘネシー、カミュ、マーテル、クルボアジェなどのコニャック・ブランデーを取り扱っています。
特にルイ13世 ベリーオールドのようなオールドボトルの場合、銘柄名だけではなく年代や仕様を確認することがポイントです。
「昔、海外で購入したルイ13世がある」「実家から赤いケースに入ったレミーマルタンが出てきた」「VERY OLDと書かれているが何年代かわからない」「バカラ製かどうか確認したい」といった場合には、ボトル正面だけではなく、底面・キャップ・ケース・替栓・付属冊子なども一緒に確認してみてください。
LINE査定を利用する場合も、正面写真だけでなく、①ボトル全体、②正面ラベル、③キャップ周辺、④ボトル底面、⑤液面、⑥ケース、⑦替栓・冊子などの付属品を撮影すると、商品の仕様を確認しやすくなります。
14.まとめ|レミーマルタン ルイ13世 ベリーオールドは「時代を保存したコニャック」
1724年に始まったレミーマルタンの歴史。その中でもルイ13世は、メゾンが長い年月をかけて培ってきた技術と哲学を象徴するコニャックです。
1874年に登場したルイ13世は、グランド・シャンパーニュの長期熟成オー・ド・ヴィーと、独創的なデキャンタを組み合わせ、他に類を見ない世界観を築き上げました。
そして「ルイ13世 ベリーオールド」と呼ばれる古い世代のボトルには、現行品にはないクラシカルなラベル、バカラやサンルイなどのクリスタルデキャンタ、赤い八角形ケースをはじめとする年代特有のディテールが残されています。
古いルイ13世を目の前にしたとき、その価値は中に残されたコニャックだけにあるのではありません。
デキャンタ、ラベル、ケース、替栓、冊子、そして何十年という時間――そのすべてが一本の物語を構成しています。
レミーマルタン ルイ13世・ブランデーのご相談は
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レミーマルタン・ルイ13世をはじめとするコニャック、ブランデー、ウイスキー、ワイン、シャンパン、日本酒、焼酎など、お酒に関するご相談を承っております。
※古酒は製造年代・仕様・保存状態・付属品などが一本ごとに異なります。本記事はレミーマルタンおよびルイ13世の歴史や特徴をご紹介することを目的としています。