竹鶴(TAKETSURU)は、「日本のウイスキーの父」としても知られる竹鶴政孝氏が創設した「ニッカウヰスキー」が製造し、アサヒビール株式会社からリリースされているジャパニーズウイスキーです。同氏のウイスキー造りに捧げた人生はNHK連続テレビ小説『マッサン』でも描かれ、話題となりました。
1997年6月、ブラックニッカ クリアブレンド(現 ブラックニッカ)が販売され、家庭用市場で一定の評価を受けていました。その後、「ブレンデットウイスキーの様に飲みやすいモルトウイスキーを」との注文が入り、竹鶴は、それに応えるというかたちで誕生しました。
現在までに竹鶴 17年、竹鶴21年、竹鶴25年等が次々とリリースされ、竹鶴は、瞬く間に日本はもとより世界中から注目を集めるようになりました。しかし、2014年3月に竹鶴12年は終売、2020年1月12日にはさらに原酒不足等の理由からいくつかの銘柄が終売となり、竹鶴NV (ノンエイジ)も原酒配合、ラベルの変更を発表しました。
その影響から、竹鶴17年や、竹鶴21年、竹鶴25年等の市場価値が急激に高騰し、発表から1週間でその価値は数倍程に。現在もその人気は確固たるもので、つねにウイスキー市場を騒然とさせています。