REMY MARTIN LOUIS LOUIS XIII (レミーマルタン ルイ 13世、以下 ルイ13世)は、1724年に設立され、約300年近い歴史を持つREMY MARTIN (レミーマルタン)が生産するコニャックの最高ランクの銘柄です。その歴史は古く、1874年のレミーマルタン・ハウスの創業150周年を記念してつくられた『グランド・シャンパーニュ・ヴェリー・オールド』が起源とされています。その後、ブルボン朝第2代の国王ルイ13世がオー・ド・ヴィーの販売を促進したことから、その名がつけられました。
ルイ13世は、コニャック地方のグラン・シャンパーニュの最高品質のブドウを100%使用しています。また、ヴァッテングする原酒は、約1,200種を使用しており、さらに樽熟成に使用する樽の原材料の木材には樹齢100年以上の木を50年から100年ねかせたものを使用するなど、すべてにこだわり抜いてつくられています。
この至宝ともいえる逸品が世に知れ渡るまでには多くの時間はかかりませんでした。1900年には、史上最高と評された万国博覧会で賞美され、その後はエリザベス女王に献上されるなどの名誉にあずかりました。
現在まで様々なボトルがリリースされています。100年以上熟成した原酒を使用した『ベリーオールド』、2007年発売、786本限定の『ブラックパール』、自然の中で変異的に生まれた樽を使用した『レアカスク42.6』、ダイヤを使用した『ダイヤモンド・リミテッドエディション』、もはや幻といわれる『ダイヤモンド・スペクタキュラー』、世界最大の大きさを誇る『サルマナザール』等、その人気は留まることを知らず、現在も最高級コニャックとしての地位を保っています。