世界最古のコニャック「マーテル(Martell)」完全ガイド
歴史・製法から高価買取の秘訣まで

「実家の戸棚に眠っているマーテルの価値が知りたい」「昔もらったコルドンブルー、今売ったらいくらになるのだろうか?」――。コニャックの代名詞とも言える「マーテル」は、その圧倒的な知名度と品質の高さから、中古市場においても常にトップクラスの需要を誇るブランドです。しかし、同じ「マーテル」であっても、ボトルの形状、ラベルのデザイン、キャップの色によって、その価値は数千円から数十万円、あるいはそれ以上にまで大きく変動します。

この記事では、創業300年を超えるマーテルの深い歴史や、他のコニャックとは一線を画す「ボルドリ原酒」へのこだわりといった基礎知識はもちろん、プロの鑑定士がどこを見て査定額を決めているのかという「裏側」まで詳しく解説します。この記事を読み終える頃には、お手元のマーテルが持つ真の価値を理解し、最も有利な形で売却・活用するための知識が身についているはずです。

目次

  • ・1. マーテルの歴史:300年続く「最古のメゾン」の歩み
  • ・2. 唯一無二の気品を生む「ボルドリ地区」の魔法
  • ・3. マーテル・メソッド:透明感を生み出す独自の蒸留技術
  • ・4. 主要ラインナップ徹底解説:V.S.O.Pからロール・ド・ジャンまで
  • ・5. 鑑定士はここを見る!オールドボトルの判別ポイント
  • ・6. 保存状態で変わる査定額:家庭でできる品質維持のコツ
  • ・7. お酒買取専門店DEゴザル 博多駅前店が選ばれる理由

1. マーテルの歴史:300年続く「最古のメゾン」の歩み

ブランデーの王様、コニャック。その歴史を語る上で避けて通れないのが「マーテル」です。マーテルは、1715年にジャージー島出身の若き起業家、ジャン・マーテルによって設立されました。1715年といえば、日本では江戸時代の中期、徳川家継の時代にあたります。フランスでは太陽王ルイ14世が逝去した年にあたり、まさにフランスが近代へと大きく舵を切る動乱と華やぎの時代でした。

結論:マーテルは歴史上、常に「先駆者」でした

ヘネシーやレミーマルタンといった他の大手メーカー(例:大手四社=4大コニャックメゾンのこと)よりも早く創業し、コニャックという飲み物のスタンダードを築き上げました。世界で初めてV.S.O.Pの名称を使用したとも言われており、その格式の高さは他の追随を許しません。

創業者のジャン・マーテルは、妥協を許さない品質主義を掲げました。彼はコニャック地方を馬で駆け巡り、最高の葡萄を育てる農家との信頼関係を築きました。その精神は、息子のジャン・レズリーとフレデリック、そして孫たちへと受け継がれ、19世紀にはイギリスやアメリカ、さらにはアジア市場へとその名を轟かせることとなります。1858年にはすでに日本にも輸入されていたという記録があり、日本におけるブランデー文化の礎を築いたのもまた、マーテルなのです。

2. 唯一無二の気品を生む「ボルドリ地区」の魔法

コニャックには6つの公式栽培地区がありますが、マーテルの味わいを決定づけているのは「ボルドリ(Borderies)」という、わずか5%程度の面積しかない非常に小さな地区から採れる原酒です。

すみれの花の香りと滑らかな質感

ボルドリ地区の土壌はシリカ(ケイ土)と粘土からなり、ここで育つ葡萄からは、非常にフローラルな香りと、驚くほど滑らか(例:シルクのような舌触りのこと)な口当たりの原酒が生まれます。多くのメーカーが力強くパンチのある「グランド・シャンパーニュ」地区の原酒を主役に据える中で、マーテルはあえてこのボルドリをブレンドの核にしています。これが、マーテルが「コニャックの貴婦人」と呼ばれる所以です。

コラム:なぜボルドリは希少なのか?
ボルドリ地区は栽培面積が極めて小さく、生産量に限りがあります。マーテルはこの地区に自社畑を所有するだけでなく、何世代にもわたる地元の農家と独占的な契約を結ぶことで、この貴重な原酒を安定して確保しています。この「独占感」が、マーテルのブランド価値を下支えしているのです。

3. マーテル・メソッド:透明感を生み出す独自の蒸留技術

マーテルのこだわりは土壌だけではありません。その「澄んだ味わい」を実現するために、「滓(おり)」を完全に除去して蒸留を行うという独自の手法を採用しています。

一般的にコニャックの蒸留では、ワインに含まれる「滓(酵母の死骸など)」を一緒に煮出すことで重厚感を出す手法もあります。しかし、マーテルはあえてこの滓を丁寧に取り除いたワインのみを蒸留します。これにより、雑味のない非常にピュアで、葡萄本来の繊細な香りが際立つ原酒が完成します。

きめ細やかなオーク樽での熟成

蒸留された透明な原酒(オー・ド・ヴィー)は、トロンセの森から切り出されたオーク材で作られた樽で眠りにつきます。トロンセ産のオークは木目が非常に詰まっており、タンニンがゆっくりと優しく原酒に溶け出します。荒々しさを削ぎ落とし、何十年という歳月をかけて「黄金の液体」へと昇華させていく。この徹底した引き算の美学こそが、マーテル・メソッドの本質です。

4. 主要ラインナップ徹底解説:V.S.O.Pからロール・ド・ジャンまで

ここからは、私たちが査定現場でよく目にする代表的なボトルについて解説します。ランクが上がるにつれて、買取価格の期待値も高まっていきます。

ランク 代表的なモデル名 特徴・買取のポイント
V.S.O.P V.S.O.P メダイヨン 流通量が多く安定。旧ボトル(グリーンボトル)はプラス査定。
NAPOLEON ナポレオン スペシャルリザーブ 陶器ボトル等も存在。贈答用として昭和期に大流行。
Cordon Bleu コルドンブルー マーテルの看板。オールドボトルは驚くほどの高値がつくことも。
X.O XO スプリーム / 現行アーチボトル 高級コニャックの代名詞。スプリームは現在も根強い人気。
Extra エクストラ / ロール・ド・ジャン 最上級クラス。バカラクリスタル使用モデルは数十万円の可能性。

伝説のボトル「コルドンブルー」

1912年にエドワード・マーテルによって生み出されたコルドンブルーは、「最高位の青いリボン」という意味を持ちます。実はこのボトル、格付け上はXOクラスなのですが、そのあまりの完成度の高さから、あえてXOを名乗らず「コルドンブルー」という固有の名称で呼ばれ続けています。世界中の愛好家が「コニャックの中で一本選ぶなら、コルドンブルー」と口を揃えるほどの名酒です。

そのマーテル、思わぬお宝かもしれません!

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5. 鑑定士はここを見る!オールドボトルの判別ポイント

マーテルを売却する際、現行品(現在スーパーや酒屋で並んでいるもの)と、数十年前に製造された「オールドボトル」では、査定額に大きな差が出ます。意外に思われるかもしれませんが、お酒の世界では「古いほど美味しい(希少)」とされ、価格が高騰することが多いのです。

グリーンボトルとクリアボトル

V.S.O.Pやコルドンブルーで見られるポイントです。1970年代から80年代にかけてのボトルは、ガラス自体がわずかに緑がかっている「グリーンボトル」であることが多く、これはヴィンテージ品として高く評価されます。90年代以降は透明な「クリアボトル」が主流になります。

キャップシールの素材と色

キャップの部分を覆っているシールの材質にも注目です。金属製のキャップ(メタルキャップ)や、銀色に光るラベル(銀ラベル)などは、特に古い時代の証です。また、コルドンブルーにおいては、J. & F. MARTELL という表記があるものは非常に古い希少種です。

6. 保存状態で変わる査定額:家庭でできる品質維持のコツ

せっかくの高級酒マーテルも、保存状態が悪いと価値が下がってしまいます。逆に、数十年経っていても状態が良ければ、驚くほどの高額査定に繋がります。

  • ✔ 直射日光を避ける: 紫外線は液体を酸化させ、色や香りを変質させてしまいます。必ず暗所に保管してください。
  • ✔ 立てて保存する: ワインと違い、ブランデーはアルコール度数が高いため、寝かせるとコルクが溶けて液体に混ざってしまうことがあります。
  • ✔ ラベルを守る: ラベルの汚れや剥がれは「外見」の評価を下げます。ラップで巻くなどして湿気から守るのも一つの手です。

もし、長年置いていたボトルのキャップ付近に「白い粉」がついていたり、甘い香りが漏れていたりする場合は、液漏れのサインかもしれません。これ以上状態が悪くなる前に、早めにプロに相談することをお勧めします。

7. お酒買取専門店DEゴザル 博多駅前店が選ばれる理由

福岡・博多エリアでマーテルの売却をご検討なら、お酒買取専門店DEゴザル 博多駅前店がお客様の強い味方になります。

私たちは単にお酒を買い取るだけでなく、そのボトルが持つ歴史や、お客様の思い出も大切に査定いたします。「昔、海外旅行のお土産で買ったものだけど」「父のコレクションを受け継いだけれど価値がわからない」といったご相談を毎日多くいただいております。

高価買取を実現する3つの理由

  • 🥇 世界中に販路を持っている: 日本国内だけでなく、アジアやヨーロッパなど、そのお酒が最も高く売れる市場を常に把握しています。
  • 🥈 徹底したコスト削減: 店舗運営の効率化を図り、その分をお客様の買取価格に還元しています。
  • 🥉 スピード査定: 専門知識豊富なスタッフが常駐しているため、お待たせすることなくその場で現金化が可能です。

筆者のひとこと

博多駅前店には日々、多種多様なマーテルが持ち込まれます。先日も、30年以上前の「マーテル・エクストラ」をバカラデキャンタと共にお持ちいただいたお客様がいらっしゃいました。クリスタルの輝きと琥珀色の液体の美しさに、鑑定士一同も思わず溜息が出るほどでした。お客様が「ずっと捨てようか迷っていたけど、持ってきて良かった」と笑顔で仰ってくださったのが非常に印象的でした。

まとめ:マーテルは色褪せない価値を持つ「資産」です

300年の歴史を持つマーテル。その一本一本には、卓越した職人技と歳月が詰め込まれています。もし、お手元に飲まないまま眠っているマーテルがあるならば、それは単なる古い酒瓶ではなく、世界中のコレクターが待ち望んでいる「資産」かもしれません。

「ラベルがボロボロだから」「箱がないから」と遠慮される必要は全くありません。私たちお酒買取専門店DEゴザル 博多駅前店が、その価値を正しく見極め、次の愛好家へと繋ぐお手伝いをさせていただきます。まずはLINEで写真を一枚、送ってみるところから始めてみませんか?

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店舗詳細情報

お酒買取専門店DEゴザル 博多駅前店
住所:〒812-0011 福岡県福岡市博多区博多駅前3丁目27-18 remixはかた駅前通り1階
営業時間:10時~19時
定休日:土曜日・日曜日・祝日・年末年始

※価格は市場動向により常に変動いたします。具体的な「今」の価格につきましては、スタッフまでお問い合わせください。