皆様こんにちは。
本日は、「SUNTORY（サントリー） 山崎２５年 シングルモルト」についてDEゴザル！
目次
SUNTORY（サントリー） ジャパニーズウィスキーの始まり
サントリーの創業者 鳥井信治郎氏は「日本人の繊細な味覚にあった、 日本のウイスキーをつくりたい」という思いからウイスキー造りを決意しその道を歩き始めました。
その決意が、当時は誰も手をつけなかった本格的な国産ウイスキーづくりという難しい事業に向かわせました。
周囲の反対する声も多かったようですが、ウイスキーづくりに乗り出した大胆な挑戦からサントリーウイスキー、そしてジャパニーズウイスキーの歴史は始まったのです。
今ではジャパニーズウィスキーの生みの親 と言われている鳥井氏が、白札という国産ウイスキー第１号を販売しました。
その後も色々と商品開発を続けヒット商品である角瓶やトリスと様々なハイボールを開発し販売することによって、徐々に広まり今では多くの人に飲まれているお酒にまで成長しました。
その後世界へ挑戦するべく山崎の地で高品質なウイスキー造りを始めたのが「山崎」の始まりです。
山崎蒸留所
山崎の地は、周囲を豊かな自然に抱かれ、桂川、宇治川、木津川が合流する独特の地形は湿度が高くウイスキーの熟成に最適な湿潤な環境であり、 まさに、山崎の地はウイスキーづくりにとって理想的でした。
山崎蒸溜所におけるウイスキーづくりの特長は、世界にも類を見ない多彩な原酒のつくり分けにあります。
発酵工程における木桶発酵槽とステンレス発酵槽の使い分け、蒸溜工程における大きさや形状の異なる蒸溜釜の使い分け、 貯蔵（熟成）工程における様々な樽の使い分けなど、仕込から発酵、蒸溜、そして貯蔵（熟成）に至るまでの全ての工程で 多彩な原酒のつくり分けは行われているのです。
そして一流のブレンダーがそれぞれの樽から原酒を選び抜きます。
原酒の熟成状況をチェックし、製品の特長にあったものを厳選して組み合わせを決定していきます。
多いときには１日に数百種類のテイスティングを行い、樽ごとの原酒のピークを見極めながらどのタイミングでどの原酒を使用するべきかを判断しています。
さらに将来必要となる原酒のを予測し、貯蔵管理を行うのもブレンダーの仕事になります。
仕込から製品化までに長い歳月を必要とするウイスキーづくりは、「過去のブレンダーや未来のブレンダーの共同作業」ともいえるのです。
山崎25年
山崎25年は、1999年に創立100年目を記念して製造されたシリーズ品です。
酒齢25年を超える長期熟成されたシェリー樽原酒のみを厳選し、丁寧にヴァッティングされた銘柄です。味や香りの深みが異なるのはもちろんの事、価格までもが桁違いとなっています。
現在では年間でわずか千本ほどしか生産されておらず、希少なウイスキーとなっております。
まさに日本最高峰といえるウイスキーで、円熟された香味は国際的な酒類コンペティションでも高く評価され、イギリスで開催される世界的な酒類コンペティション「ISC（インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ）」や米国最大のコンペティション「SWSC（ワンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション）」での受賞歴が多いことが特徴で、最優秀賞を獲得したこともあるほどです。
新仕様・旧仕様で価格も変化
山崎25年は、発売されて以来仕様も段々と変わっております
最近で言えば2021年7月に原酒、ラベル、箱の仕様など大きく変わったのが記憶に新しいです。
現在の山崎25年の定価は、160,000円（税抜）です。
元々は125,000円で販売されていましたが、2022年4月1日出荷分より28％値上げがなされています。
さらに旧仕様と新仕様では、価格が10万円以上変わる場合も御座います。
その他、山崎の主なラインナップ
・山崎NA（ノンエイジ）
「山崎NA」はノンエイジ(年代表記なし）の銘柄で、山崎のラインナップの中では最も基本的なシングルモルトです。
山崎伝統のミズナラ樽貯蔵のモルト、ワイン樽貯蔵モルトをはじめ、様々な山崎モルトが使用されています。
ウイスキーにとって熟成年数は極めて重要で、熟成年数が高ければ高いほど、ウイスキーとしての希少価値も高くなります。
しかし、年数表記のないノンエイジ・ウイスキーは、使用する原酒の自由度も高くなり様々な表現が可能です。
まずは山崎NAからをお勧めします。
・山崎12年
「山崎12年」は酒齢12年以上の、ホワイトオーク・シェリー・ミズナラ、3つの樽から厳選されたモルト原酒が使われている銘柄です。
日本を代表するシングルモルトとして知られ、繊細で上品なテイストは、国際的に有名な酒類コンテストで「金賞」や「ダブルゴールド賞」を何度も受賞しています。
山崎の定番として販売されておりましたが、品薄の状況が続く現在では入手困難となってしまいました。
当時の売り出しは「なにも足さない。なにも引かない」というキャッチコピーが使われており、サントリーとしても高い完成度のウイスキーという自信もあったのでしょう。
・山崎18年
「山崎18年」は酒齢18年以上のシェリーとミズナラ樽原種を中心にヴァッティングし、シェリーバットの古樽でじっくりと後熟した銘柄です。
ラベルデザインは高級感のあるブラックにゴールドカラーの印字がされています。
世界的な権威を誇る酒類コンテストで、金賞、ダブルゴールド（最優秀金賞）、ベストアザーウイスキー賞などを幾度となく受賞してきました。
山崎のラインナップでは最多の金賞を誇り、圧倒的な熟成感を堪能できる逸品として世界各国から人気があります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
山崎25年は、元々は1999年にサントリー創業100周年を記念してリリースされた品で、そこから年間数千本というごく僅かな本数のみがリリースされている銘柄です。
非常に入手困難なウイスキーとして有名であり、高騰化や転売の対象となり話題となることも多いです。
実際には定価で販売されているケースはほとんどなく、市場での価格は定価の何倍にも膨れ上がっているからこそ、高価買取対象となる銘柄です。
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