世界的なウイスキーブーム!
さまざまな国で新たな蒸留所が発足していますが、ウイスキーの聖地スコットランドも例外ではありません。

前回に引き続き21世紀に誕生したスコッチウイスキー蒸留所から3つを取り上げます。
前編はこちらから

クライドサイド/リンドーズ/アイルオブラッセイ スコッチウイスキーの新星たち(前編)【ブログDEゴザル】

アードナムルッカン蒸留所 ARDNAMURCHAN


2014年に創設された蒸留所
すでに稼働から9年目を迎え、安定した高い評価を維持しています。
「新星」というかホープのような期待かもしれません。

2004年にボトラーズ会社としてアデルフィ社は創業されました。
そして自社でシングルモルトウイスキー造りをはじめたのがアードナムルッカンです。

場所はスコットランド本島のハイランドに位置していますが、マル島に近く海に面した場所になります。
そのため潮風を浴び、ウイスキーの味わいにも個性をあたえています。
スコットランド本土の最西端に位置する蒸留所のようです。

アデルフィ・ディスティラリー社がかかげるウイスキー造りにおいての3原則があります。
・唯一無二の個性
・妥協なき上質な味わい
・サステナビリティへのこだわり

当初これはボトラーズとしての3原則でしたが、新たに稼働しているシングルモルト生産においてもこの理念は引き継がれています。

群雄割拠のスコッチウイスキー、2010年代より新興蒸留所も数を増やしています。
そのなかで「アードナムルッカン」にしかないアイデンティティを作る必要性がありました。
その地の素材にこだわった味わいは「唯一無二の個性」としてアードナムルッカンを支えています。
またこの取り組みには、蒸留所のある土地の未来を考えることに至ります。
サステナビリティの面での理想を追い求めると、時にコストの面での障害が立ちはだかりますが、一切の妥協を許さない姿勢を貫いています。

アビンジャラク蒸留所 ABHAINN DEARC


2008年 ヘブリディーズ諸島・ルイス島に設立された蒸留所です。
スコットランド最西端に位置するアイランズウイスキーです。
アビンジャラクは「赤い川」を意味していて、蒸留所の横に流れる川から名づけられています。
(その赤は、ヴァイキング時代に流された”血”の色という物騒なお話です。当然ながら実際の川は清らかな透明です)
ルイス島唯一の蒸留所であり、大麦はルイス島の大麦を100%使用しています。

アビンジャラクの特徴のひとつは超小規模生産なこと。
そしてユニークなのは「ヒルスチル」というポットスティルを使用していることでしょう。
これは密造時代に使用されていたものを再現したもののようです。
当時の物は100Lという非常に小型のものですが、現在のものは2000リットル生産可能です。
それでも非常に小規模であり、小規模生産で知られているエドラダワーなどよりも小規模なスチルです。
年間生産量は2~3万リットルほどと言われています。

ピートは35~40ppm程度のヘビリーピート
飲みごたえのあるアイランズモルトに仕上がっています。

評価は高いですが、生産規模が非常に小さくなかなか流通が少ないのが現状です。
知る人ぞ知るモルトになっています。

アイルサベイ蒸留所 (アーストン)AILSABAY


2007年に設立された蒸留所でローランドに位置しています。
かつてレディーバーン蒸留所があったガーバンの敷地に、アイルサベイ蒸留所は設立されました。
大手ウィリアム・グラント&サンズ社によるもので、逼迫するウイスキー需要に応えるために作られた蒸留所です。
ウィリアム・グラント&サンズ社はグレンフィディック、バルヴェニー、キニンヴィ蒸留所を保有しており、シングルモルトとしての需要がたかまりブレンデッドウイスキーへの原酒不足が課題になっていました。
それを解決すべく「アイルサベイ蒸留所」が設立されました。

多くはブレンデッドウイスキーに用いられていますがシングルモルトとしてのリリースもあります。
ファーストリリースの評価はおとなしい印象でしたが、改良されたセカンドリリースは高い評価を得ています。

「アーストン/エアストーン」


蒸留所非公開とされていますが、「アーストン」はアイルサベイ蒸留所のウイスキーとされています。
こちらは3000円台で購入できコスパも高いモルトで、近年ではじわじわと知名度を上げています。

アイルサベイの特徴は最先端の技術を駆使して製造していることでしょう。
製造から熟成までテクノロジーを用いて徹底管理されており、美味しいウイスキーの安定した供給を可能にしています。

小規模な家族経営のウイスキーが高く評価されることが多い現在ですが、こちらの蒸留所は最初から大量生産のための設備です。
しかしそれにより安価で入手することが可能になります。
またブレンデッドに回されていたグレンフィディックやバルヴェニーの原酒の確保にも繋がります。

いよいよと拡大していくウイスキーマーケットを支える蒸留所の一つであることに間違いはありません。

まとめ

ウイスキー需要が拡大するにつれて、消費者のニーズもさまざまになっています。
ユニークなコンセプトをもつ蒸留所も増えてきており、さまざまな選択肢が広がっています。
多くのボトルは高騰していますが、反面コスパのいいモルトも増えてきているのも事実です。

海外の多くの新興ウイスキー蒸留所の陰に隠れることなく、スコッチウイスキーの話題も尽きることはありません。
さらに多様化していくウイスキーマーケット
その未来が楽しみですね!

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