【ブログDEゴザル】伊万里焼と有田焼のお話DEゴザル🐵

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買取専門店DEゴザル博多駅前店で御座います。

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しっかりと水分補給して今日も一日
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そしてこんな状況ではありますが、
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九州佐賀の焼き物有田焼についてお話したいと思います😃

有田焼・伊万里焼そもそもの違いとは❓

日本の焼き物といえば有田焼や伊万里焼が有名ですが、
この2つは何が違うかご存じですか？

有田焼とは、佐賀県有田町周辺の地域で焼かれた磁器の総称です。

約４００年前に誕生し、日本における磁器の起源となっています。

当時、有田に定住した朝鮮半島の陶工たちが陶器の製法に磨きをかけ、
さらに柿右衛門らが色絵磁器を生み出し有田焼の技術はますます進化していきます。

17世紀後半になるとその芸術性の高さが評価され東インド会社が
有田焼を買い付けるようになるのですが、
これらの有田焼を伊万里の港から輸出していたことから
「伊万里焼」と呼ばれるようになったということです。

つまり、もともと同じものなのです😲

有田焼の特徴

～400年の歴史～

有田焼が生産される以前の国内では陶器の生産が主となっていたのですが、
17世紀に発生した豊臣秀吉による文禄・慶長の役の2回の出兵の際に
朝鮮から多くの陶工が連れてこられたことにより
国内では初となる国産の磁器として1610年代より
生産が始まったと言われています。

焼き物は、大別すると土器、陶器、石器、磁器に分けられますが、
有田焼は磁器になります。

磁器とは陶器よりも更に硬質な部類の焼き物です。
薄くて軽い仕上がりで華奢な印象ですが、
１３００度の高温で１７時間以上かけて焼成されているために、
実際には硬くて丈夫で耐久力もあります。

また、指で軽く弾くと、澄んだ高い金属音がします。

他の焼き物に比べるとツルツルとしている触り心地も有田焼の特徴なんです。

そして日本が誇る「有田焼」の発展に最も貢献した人は
❝❞李参平（りさんぺい）❝❞という朝鮮出身の焼き物職人さんなんです😚

李参平は豊臣秀吉の朝鮮出兵で撤退の際に、
日本に連れてきた職人で多久(現在の佐賀県)という地域に
定住し陶器を焼いていましたが、更に上質の磁器を作りたいがために
上質の原料を探す旅に出たと言われてます！！

その後、多久から旅に出た李参平は遂に有田で「良質の磁石(材料)」を発見し、
それを用いて有田焼(磁器)を作り日本から世界まで幅広く普及させてきました。

また日本で最初に白磁を作った人物も李参平であると言われています。

李参平のおかげで今や有田から世界へ広がっているんです🤗

柿右衛門様式とは？

柿右衛門とは酒井田柿右衛門のことで、初代は江戸時代、
有田の地で活躍しました。

乳白色の地肌に赤色系の色絵を描くその手法を、
柿右衛門様式といいます。

柿右衛門の作品は17世紀後半にはヨーロッパに多数輸出され、
王侯貴族の間で絶大な人気を博したそうです。

ドイツの名窯で世界的に有名なマイセンは、
【東洋の美しい磁器に匹敵するようなものをつくれ】
というポーランド王からの命を受けて開かれたといわれています。

柿右衛門様式は濁手とよばれる乳白色の下地に、余白を活かしながら、
細な黒い線と赤・緑・黄・青の色で花鳥風月を描いているのが様式の特徴です！

また絵柄は左右対称に描かれているのが基本です！！

まとめ

まだまだ奥深い陶器の世界ですが、陶器市などで自分感じる
一品を見つけてみるのいいかもしれませんね🤗

ゴザルグループでは専門スタッフにより
しっかり査定させて頂きます😃

※骨董品関しましてはお預かりし査定させて頂く事が御座います。