【ブログDEゴザル】サントリー、ニッカウヰスキーだけじゃない！国産ウイスキーメーカーDEゴザル

株式会社ベンチャーウイスキー(秩父蒸溜所/羽生蒸留所)

ベンチャーウイスキーは、日本で唯一ウイスキー専業メーカーとして、質の良い水と気候の寒暖差という絶好の環境を備えた「秩父産」のウイスキーを製造しています。

※秩父蒸留所

初リリース

初リリースは、秩父蒸留所のウイスキーでは無く羽生蒸留所の原酒を使用した。
イチローズモルト ヴィンテージシングルモルト1988」で、2005年5月に笹の川酒造でワインボトル600本に瓶詰されました。1本あたり税抜きで1万3500円で、
当時ではかなり高価なもので、2000件のバーに営業する等し、2年かけて600本をようやく売り切れました。

自社蒸留所の初リリースは、2011年の「秩父 ザ・ファースト」です。

当店買取実績(一部)

本坊酒造(マルス津貫蒸留所/マルス信州蒸留所)

1872年に、焼酎、製綿等の製造から創業された歴史ある総合酒類メーカーです。
2013年、信州マルス蒸留所で製造したマルス モルテージ 3プラス25 28年がワールド・ウイスキー・アワードにてブレンデッドモルトウイスキーの最高賞を受賞^[1。
また、本坊酒造はアイコンズ・オブ・ウイスキー2017にてクラフトプロデューサー・オブ・ザ・イヤーを受賞する等ウイスキー製造も評価が高いメーカーです。

竹鶴政孝とのつながり

マルスウイスキーは岩井喜一郎さんによって造られました。
岩井さんは、国産ウイスキーの生みの親として知られている竹鶴政孝さんの上司でもあったのです。
竹鶴さんはウイスキーを学ぶために、岩井さんによってスコットランドへ派遣されます。

なんとそのときのレポートを元にマルスウイスキーは造られました。

マルスウイスキーが誕生したのは、初めて国産ウイスキーが誕生してから約20年が経った頃のことでした。
その時期には、日本でもウイスキーを飲むことが一般化しており、日本各地で蒸留された独自の「地ウイスキー」が人気を集めます。

当店買取実績(一部)

新たな取り組み

上記でご紹介した、本坊酒造とベンチャーウイスキーは、日本で初めて樽の交換を行い、
それぞれで新商品をリリースしてます。

左が、イチローズモルト ダブルディスティラーズ 2021、右がマルス モルト デュオです。