【ブログDEゴザル】GUCCI（グッチ）がブランドの元祖と言われるお話DEゴザル🐵

ダブルGのロゴ

Gが2つ重なったダブルGのロゴは
創業者のグッチオ・グッチのイニシャルを表し
品質保証の証だとされています。

今や定番となっているデザイナーの名入りの商品ですが
実は世界で初めて取り入れたのがグッチでした。

ウェブストライプ

緑と赤のウェブストライプも
ダブルGと同様グッチのプロダクトには欠かせない存在となっています。

馬具の腹帯からヒントを得たというウェブストライプは
遠目から見てもすぐにグッチの製品だと分かります。

新たな試みを取り入れた創設期

1921年

ホテルに勤務していたグッチオ・グッチによってイタリアで創業されました。

当時から旅行バッグや馬具など高級革製品を取り扱っていて
ダブルGのロゴが誕生したのもこの時期でした。

また第二次世界大戦によって革が軍の統制品になったときも
グッチオは先述のようにキャンバス地を代用したり
持ち手の素材を竹にしたりとピンチをチャンスに変えて画期的なデザインを生み出しました。

セレブリティの愛用品に

1950年代

グッチオの五男であるロドルフォが映画関係の仕事をしていることもあり
映画の小道具にグッチ製品が用いられるようになりました。

これを機にグッチは女性たちの間で注目され
世界中のセレブリティの愛用品になりました。

黄金期と継承争い

1953年

グッチオが亡くなった後に三男のアルドが事業を継承しました。

その後60年代〜80年代初頭にかけてグッチの黄金期がやってきます。

グッチはイタリアからニューヨークへ進出し
富裕層やセレブから支持されるブランドとなりました。

1984年

一族による継承争いが起こりブランドイメージも
かなり下がってしまい低迷期に。

トム・フォードによる復活

1994年

クリエイティブディレクターに就任したトム・フォードによってグッチは回復を見せます。

黄金期の商品をイメージしたコレクションを発表し再びグッチブームを呼び起こしたのです。

現在はアレッサンドロ・ミケーレがクリエイティブディレクターを務め
ダブルGロゴなどの伝統を守りつつも派手なデザインやストリート要素を取り入れたデザインで
若者の最先端ファッションとして人気を博しています。

グッチ人気のアイテム

GGマーモント レザー ジップアラウンドウォレット

シグネチャー ジップアラウンド ウォレット

オフィディア GGスプリームキャンバス 2WAYバッグ

その他にも時計や香水なども人気のアイテムです。

まとめ

現在でも幅広い世代に愛されもっともポピュラーな
ブランドといっても過言ではないグッチ。

自らの名を冠した「GUCCI」の店名を掲げたところから始まり
品質を保証するためにデザイナーの名前を掲げたのはグッチが
世界で初といわれておりそれゆえにブランドの元祖とも呼ばれています。

時代に合わせたデザインはやはり元祖と言われる所以だと思います。